松尾研究所テックブログのフィード

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株式会社松尾研究所のテックブログです。

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Vibe Codingは実プロジェクトで通用するのか? 約6ヶ月試してわかったことと必要なスキル
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1. はじめに:この記事の前提と、私の定義する「Vibe Coding」本題に入る前に、少しだけ私の立ち位置とこの記事の前提をお話しさせてください。私はプログラマーとして約5年働いた後、現在はデータサイエンティストとしてAI構築とシステム構築を並行して行っています。そのため、この記事でお話しする 「Vibe Codingは実プロジェクトで通用する」という結論は、あくまで私が身を置くデータサイエンスやAI開発の領域での話かもしれません。純粋なWebフロントエンド開発や、巨大なエンタープライズ系システムなど、他のIT分野でそのまま通用するかどうかは私自身テストしていません。しかし...
4日前
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Claude Code Orchestra: Claude Code × Codex CLI × Gemini CLIの最適解を探る
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Claude Code Orchestra: Claude Code × Codex CLI × Gemini CLIの最適解を探るこんにちは,松尾研究所の尾崎です.25卒でデータサイエンティストをやっています.最近はClaude CodeやCodex CLI,Gemini CLIといったCLIベースのAIコーディングアシスタントが急速に普及してきました.皆さんも日常的に使っている方が多いのではないでしょうか.しかし,単一のツールだけでは対応しきれない場面が増えてきています.Claude Codeは最も利用されているであろうCLI Agentですが,複雑な設計判断はCodex ...
1ヶ月前
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Attention再入門 is all you need
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Attention再入門 is all you need松尾研究所の尾崎です.25卒でデータサイエンティストをやっています.Attention機構は,"Attention is all you need"論文で一気に脚光を浴びて以来,昨今のAIブームを支えるLLM(transformer)の根幹的技術です.今回はそんなAttention機構が登場以来,どういう方向で進化してきたのかを整理して,皆さんの興味を発掘したり,普段何気なく使っている技術の裏側を学ぶきっかけにしたり,していただきたいと思い,本記事執筆に至っています.※本記事は社内で行った勉強会からの抜粋となっております....
2ヶ月前
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NeMoフレームワークを用いたLLMの学習
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NeMoフレームワークを用いたLLMの学習松尾研究所の尾崎です.25卒でデータサイエンティストをやっています.元来,LLMの構築にはデータの準備から学習.評価まで様々な工程がありますが,統一的なパイプラインを作るには複数のメーカーの異なるツールや独自実装との混合を検討する必要があります.たとえばデータ準備は独自実装,事前学習はMegatronベース,事後学習ではtrlベース,評価はlightevalベース,のようにいくつかのツールを組み合わせていくことが常でした.今回紹介するNVIDIA NeMo Frameworkは,大規模言語モデル(LLM),マルチモーダルモデル,音声A...
2ヶ月前
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Claude Code中心のAIコーディング運用:実務で効いた5つの型
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AIコーディング前提の開発プロセスを仕組み化はじめまして。松尾研究所の中川です。AIコーディングを前提に、提案から開発・運用までを一気通貫で進めるスタイルは増えつつあります。弊社のプロジェクトでも、AIコーディングは単なる「補助」ではなく、開発プロセスの中核として扱われる場面も多くなってきました。私も小規模体制で開発速度と品質を両立するために、Claude Codeの運用における 並列化・プロンプト運用・レビュー自動ループ・ナレッジ一元化・インストラクション(Skills) の5点を“仕組み”として作っています。この記事では、Claude Code中心のAIコーディング手法を...
2ヶ月前
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MCPつかってLLMにラップさせてみた
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はじめにこんにちは、松尾研究所 データサイエンティストの渡邊です。本記事は、松尾研究所 Advent Calendar 2025の記事です。最新のLLMは様々なタスクで驚異的な性能を発揮していますが、「韻を踏んだラップ歌詞」の自動生成は未だに苦手としています。これは、LLMの主な学習対象であるWebデータのほとんどが音韻に結びついていないためと考えられます。特に日本語においては、韻を踏める単語への理解が浅いのが現状です。そこで本記事では、韻を踏める単語を提示してくれるMCPツール、通称「韻MCP」を実装することで、LLMに高品質なラップ歌詞を生成させるアプローチを紹介します...
2ヶ月前
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Kaggleの5-Day AI Agents Intensive Course with Googleをやってみた
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こんにちは、松尾研究所 データサイエンティストの奥村です。この記事は、松尾研究所 Advent Calendar 2025の記事です。2025年11月10日から14日にかけて、Kaggleで5-Day AI Agents Intensive Course with Googleが開催されていました。用いられた教材はすべて公開されており、後からでも自分のペースで学習できるようになっています。この講座のcodelab(ハンズオン形式のチュートリアル)をすべてやってみたので、その内容について感想を交えながら紹介したいと思います。全体的な流れとしては、GoogleのAIエージェントフレーム...
3ヶ月前
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強化学習で能力は“創発”するのか? - RLスケール則の現在地(2025)
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はじめにこんにちは、株式会社松尾研究所のデータサイエンティストの勇川です。今回は松尾研究所 Advent Calendar 2025の記事の執筆ということで、ここ1〜2年における強化学習研究の動向を整理します。とりわけ、強化学習のスケール挙動を正面から分析する研究が相次いで登場していることを踏まえ、「強化学習は本当に能力を獲得しているのか」という問いを改めて捉え直します。 再定義される「強化学習のスケール」大規模言語モデル(LLM)の世界では、モデルサイズ・データ量・計算量を増やすことで性能が滑らかに向上する、いわゆるスケール則が広く受け入れられてきました(Kaplan e...
3ヶ月前
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AIエージェントの最前線~シングルからマルチAIエージェントへの進化につながる技術とマルチAIエージェントの現在地~
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この記事は松尾研究所 Advent Calendar 2025の19日目の記事です。 はじめに松尾研究所のデータサイエンスチームでマネージャーを務めています長谷です。松尾研究所では、企業との取り組みをさらに加速するためにR&Dの取り組みを開始し、AIの社会実装に向けた最新技術の調査と、重点研究開発領域の選定・実施を進めています。本記事では、その取り組みの一環として実施したマルチAIエージェントに関するサーベイ結果の一部を紹介します。本取り組みは弊社メンバーの太田さん、大西さん、尾崎さん、北さん、橋本さん、渡邊さん(五十音順)と共に実施しました。非常に長文ですので、興味...
3ヶ月前
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SAM-Audio達でつくる音声分離アプリ「Click to Hear」
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こんにちは。松尾研究所 データサイエンティストの穴井です。この記事は松尾研究所 Advent Calendar 2025の22日目の記事です。 はじめにMeta社が2025年12月15日にSAM(Segment Anything model)シリーズの最新作、SAM-Audioを公開しました。公式サイトhttps://ai.meta.com/samaudio/公式サイトのデモをみて精度・ユニークさに感動してたんですが、「公式サイトのデモ(動画中の対象物をクリック->音声分離)かっこいいなー。だけど実際はI/Fつけないとクリックで動かないんだよな。じゃあ作ってみるか」と...
3ヶ月前
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JAXにできてPyTorchにできないこと
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はじめにはじめまして、2025年2月に入社した松尾研究所経営戦略本部の@richwomanbtcです。普段は基礎研究がメインですが、「金融市場取引と機械学習」の講義等も行っています。本記事は、松尾研究所 Advent Calendar 2025の記事です。早速ですが皆さんはJAXはお好きでしょうか?JAX(+FLAX+Optax)は基本的にはPyTorchと比べて高速[1]で、副作用を回避することでバグを減らせる素晴らしいフレームワークです。[2]最近ではFLAXもPyTorch-likeなAPIであるFlax NNXを提供しており、弱点であった高レベルAPIに関しても整備が...
3ヶ月前
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2025年 ウェアラブルセンサデータ x 基盤モデルの研究紹介
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株式会社松尾研究所でインターンをしているYukiです。本記事は、松尾研究所 Advent Calendar 2025の記事です。今回のテックブログでは、近年の「ウェアラブルセンサデータ x 基盤モデルの研究紹介」をします。近年ウェアラブルデバイスがますます普及してきております[1]。スマートウォッチ(Apple Watch[2], Google Pixel Watch[3])やリング型デバイス(Oura Ring[4])などの市販品を身につける方もいらっしゃいます。先日、AppleからイヤホンであるAirPods Pro 3[5]で、新たに心拍数センサが追加されました。このような背...
3ヶ月前
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【参加レポ・前編】AMD OPEN ROBOTICS HACKATHON 2025
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はじめにこんにちは!4月に松尾研究所に新卒入社いたしましたデータサイエンティストの髙田です.今回は松尾研究所 Advent Calendar 2025の記事の執筆ということで,12/5-7で開催されたAMD OPEN ROBOTICS HACKATHON 2025に同じく新卒入社の中村くんと2人で参加して完走したので,現地の様子を報告します!前後編に分かれておりますので,後日投稿予定の後編もよろしくお願いいたします~https://adventar.org/calendars/11482https://zenn.dev/mkj/articles/8d9d4ce6bdd8c...
3ヶ月前
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「一発芸」AIからの脱却。AIとITシステムをつなぐSystem Useの可能性
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この記事は、松尾研究所 Advent Calendar 2025の記事です。!本記事には筆者の私見が多く含まれます。松尾研究所の公式見解ではありません。 はじめにはじめまして。株式会社松尾研究所の上林勇太です。普段は”AIコンサルタント”という肩書きで、企業のみなさまに対して AI 活用の企画・提案を行っています。端的に言ってしまえば、松尾研究所の ”営業” の職です。捉え方は人それぞれですが、お金を払ってでも解決したい課題を企業との対話から見つけ出しそれを受託開発案件という形に落とし込みチームが最大限力を発揮できるようにお膳立てすることが、松尾研究所のAIコ...
3ヶ月前
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AI-FriendlyなNotebookを作ろう。次世代のNotebook環境について
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はじめに株式会社松尾研究所のごうやです。CursorやClaude CodeなどのAIコーディングツールでJupyter Notebookを編集しようとして、こんな経験はありませんか?「セルを追加して」と指示したのに、JSONの構造がおかしくなるコードの一部を修正しただけなのに、大量の差分が発生するAIが提案したコードを適用すると、なぜかNotebookが壊れるJupyter Notebook(.ipynbファイル)は内部的にJSON形式で保存されるため、AIツールとの相性が良くありません。本記事では、この問題を解決する.pyベースのNotebook環境「marimo...
3ヶ月前
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AgentOps入門 〜LLM時代の新たな運用パラダイム〜
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1. はじめにこんにちは、松尾研究所でデータサイエンティストをしている力岡です。本記事は、松尾研究所 Advent Calendar 2025 の記事になります。GPT や Gemini などの LLM を活用した AI エージェントは急速に普及し、複数ツールを組み合わせた複雑なタスクも自律的に実行できるようになりました。その一方で、「なぜエージェントが失敗したのか分からない」「推論コストが想定以上に膨らむ」「複数エージェントを連携させる際のボトルネックが特定できない」といった、これまでにない運用上の課題が浮き彫りになっています。こうした高度なエージェントシステムは、従来の L...
3ヶ月前
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LLM学習における実験管理入門(W&B)
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こんにちは。松尾研究所シニアデータサイエンティストの太田です。先日自己紹介にて「松尾研究所のPMは裁量を持たせてもらえる」「しかしそれがむずい」というお話をさせていただきましたが、ここでは僕が最初に携わったプロジェクトであるLLMの事後学習プロジェクトにおいて、どのように実験を管理したかについて共有したいと思います。松尾研究所に入る前、画像解析モデルの構築はしていたものの基本はワンマンプレイであり、複数名のメンバーと共に(尚且つ未知の領域であるLLMの事後学習の)実験を走らせるというのは初の経験でした。この記事ではプロジェクトに揉まれる中でチームが培った方法論のいくつかを「ベストプラ...
3ヶ月前
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The Rise of Western OS AI ー欧米のLLM事情に関する考察ー
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松尾研究所シニアデータサイエンティストの太田です。先日AIの年末最大の式典とされるNeurIPSが終わりました。欧米で最も注目を浴びるこのカンファは、アカデミックだけでなくスタートアップ始めとした企業にとっても注目の場であり、この時期に大きなアナウンスメントをする企業が多々あります。この記事ではそうしたAI渦中の直近一月(2025年11月下旬-12月上旬)に発表されたオープンウェイト(広義にはオープンソース)の大規模言語モデル(LLM) 特に欧米のものに絞って簡単に紹介したいと思います。近年DeepSeekやQwenといった中国のモデルがオープンソースのフロンティアに立つなか、追従す...
3ヶ月前
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Computer Use Agent(CUA)のベンチマークを俯瞰する
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こんにちは、9月から松尾研究所でシニアデータサイエンティストをしている北です。本記事は、松尾研究所 Advent Calendar 2025の記事です。近年、Computer Use Agent(CUA)の研究や評価手法が急速に整備されつつあり、新しいモデルの性能がベンチマークとともに語られる機会が増えてきました。しかし、それぞれのベンチマークが測定している能力や前提条件を正しく理解しておかないと、評価結果から業務での適用可能性を判断することは難しいと感じています。実際に、業務プロセスのどの部分をCUAが代替できるのか、またどこに限界があるのかを見極めることは、エージェント開発に携...
3ヶ月前
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基盤モデルを活用したマルチモーダルデータセット構築手法の紹介
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こんにちは。松尾研究所 データサイエンティストの穴井です。この記事は松尾研究所 Advent Calendar 2025の11日目の記事です。 はじめに近年、VLM (Vision-Language Model) や TTS (Text-to-Speech)、VLA (Vision-Language-Action) など、複数のモダリティを扱うAI技術の研究が急速に進展しています。これらはデータの入力・処理方法によって大きく以下の2つに分類されます。マルチモーダルモデル: 複数のモダリティを同時に入力として受け取り、推論を行うモデル(例:画像とテキストを入力する LLaVA...
3ヶ月前